プラントバイオQ&A

プラントバイオQ&A

Q1.菌製剤「プランバイオシステム」とは?

A.4種複合菌により、高濃度の油及びBTEX(ベンゼン・トルエン・エチルベンゼン・キシレン)を
 浄化します。
 2011年に経済産業省・環境省の「微生物によるバイオエレメーション利用指針」に基づく
 適合確認を取得した菌製剤で、安全性の高い製剤です。


Q2.どのように設置しますか?

A.既設の油水分離槽(最終放流桝)に100V電源からのエアーブロワより、散気口を設置し、
 バイオキューブを吊り下げ、溶解させます。

Q3.アスファルト合材工場の排水での効果は?

 A.アスファルト工場で実証試験を行っております。(2022.1/28実施)
  2022年1月に、岩手県にて氷点下7℃の環境にて、2週目に効果を発揮し、
  約1ヶ月で水質の改善を確認しております。
  気温にほぼ影響なく、又、凍結しても休眠状態となり、死滅する事は有りません。
  特に、有機物質の油分ノルマルヘキサン及びBOD値低減の効果を立証しております。
  近隣の河川・田畑や土壌への浸透などの周囲環境に対しても有効となります。


Q4.プラントバイオシステムは、何に有効ですか?

A.排水中の油分の指標とされるノルマルヘキサン及びBOD値低減に効果を発揮する為、
 排水の定期的な水質基準を満たすための管理に有効です。

 油分は、排水基準での特定物質ではありませんが、一般項目としての基準値があり、
 万一のトラブルの場合は、水質汚濁防止法(第14条の2)により改善措置が必要となります。

 見た目では、油による光や油膜、油臭等の対策と思われますが、
 水質管理は、目に見えない水質基準の管理が必要となります。

 油水分離槽にてバイオ処理を導入する事で、安心・安全な微生物の浄化により、
 水質管理や更に清掃作業の軽減、産業廃棄物の低減等でメンテナンスコストの低減にもつながり、
 有効です。


Q5.バイオ処理の効果が出ない場合はありますか?

A.場内でのバイオ処理を阻害する物質(フェノール類・青酸化合物・洗浄液
 苛性ソーダ・硫酸・塩酸・アルコール等の殺菌剤・合成洗剤等のご使用はお控え下さい。



Q6. 分析試験について

A. 分析試験は、計量法認定機関で行っています。
  導入前の原水試験とその後、半年ごとの試験記録を行い保管して下さい。
  試験項目は、主な項目のPH・BOD・SS・ノルマルヘキサンを分析します。
 ※水質基準は、地区により特例基準も有りますので、基準値をご確認下さい。


Q7.メンテナンスは?

A.バイオキューブの効果は1ヵ月間前後です。
  効果の目安は、処理水 3㎥/キューブ1個としています。

 投入する担当者を決め、1ヶ月前後でのキューブの交換を、確実に行って下さい。
 交換の際は、あわせて排水の状況変化も、確認をお願いします。

 バイオキューブの保管は、湿気・高温(30℃以上)を避けて保管をして下さい。
 使用済のキューブ殻については、一般ゴミでの処分が可能です。



他にご不明点がございましたら、ぜひお気軽に
NEO東北株式会社までお問い合わせください。


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